熊野古道を歩く 2
2011/08/26 Fri |旅

2日目は熊野古道 中辺路(なかへち)の発心門王子(ほっしんもんおうじ)から熊野本宮大社までの約7.5キロを歩きました。
ただ歩くだけではつまらないので、熊野本宮語り部の会の語り部さんをお願いしました。
語り部さんは古道沿いの王子、草花、地蔵の物語、伝説などを話しながら熊野古道を案内してくれます。
そのお話はとてもおもしろく、熊野古道を最大限に楽しむことができました。
ガイドブック等を見ると所要時間約2時間半〜3時間半とありましたが、昼食をはさみ、5時間以上かけて楽しくのんびり歩きました。

歩いた熊野古道はすべてが古道ではなく、1/3くらいは一般道。
一般道から熊野古道へ入ると、空気がかわります。
澄んだ空気に爽やかな風が迎えてくれました。
古道から離れ、見晴し台から眺める景色もすばらしく、流れ穏やかな熊野川と重なる山々はとても美しかったです。

古道は昔ながらの石段もあれば、ボランティアの人によって砂が運ばれ、歩きやすく整備されている道もありました。
地元の人たちによって大切に守られている古道は、季節ごとに違った楽しみがあるそうです。
何度も足を運びたくなる趣きある古道でした。